2020/03/23 公開
・ピタゴラスの定理
ピタゴラスの定理(三平方の定理)は、直角三角形の三辺の長さの関係を表すもので、斜辺の長さをc、他の2つの辺の長さをa、bとするとき

という式が成り立ちます。これがピタゴラスの定理の公式です。
次に、なぜこの式が成り立つかを説明していきます。
下の図は、1辺の長さが( a + b )の正方形の中に、1辺の長さがcの正方形が内接して状態です。。

この外側の正方形の面積は、1辺の長さが( a + b )なので

で計算できます。
また、外側の正方形の四隅の三角形の面積(底辺a、高さb)と、内側の1辺の長さがcの正方形の面積を合計した式

でも計算できます。
上記の2つの式で計算した面積は同じなので以下の式が成り立ちます。

この式の左辺を展開します。

両辺から(2×a×b)を消去すると以下の式になります。

この式は、ピタゴラスの定理の公式と同じです。
ピタゴラスの定理を使った計算例は、こちらを参照してください。「2点間の距離」
■関連コンテンツ
2点間の距離 | 2点間の距離計算 |
2点間の距離(3次元) | 2点間の距離計算(3次元) |
![]() |
計算結果の表示足し算(加法)/引き算(減法)/掛け算(乗法)/割り算(除法)の使い方を説明 |
![]() |
三角形の面積計算底辺と高さを与えて、三角形の面積を計算する方法を解説します。三角形の面積は、(底辺×高さ)÷2で計算できます。 |
■新着情報
2021.12.21 | 現在の日時を取得 | いまの年月日、時分秒? |
■広告
