2024.01.02
Javaプログラミング
指定数の文字を出力 その2
指定した文字数の'*'を出力するプログラミングの方法を説明します。
文字数は、キーボードで入力します。
java CharBar2 文字の個数を入力してください 10
**********
Javaソースコード
CharBar2.java
001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017 018 019 020 021 022 023 024 025 026 027 028 029 030 031 032 033 034
import java.util.Scanner; public class CharBar2 { public static void main( String[] args ) { // 変数の宣言 int count; // 文字の個数 // メッセージを表示 System.out.println( "文字の個数を入力してください" ); // Scannerを作成 Scanner scan = new Scanner( System.in ); // 入力された値をint型の値に変換して変数に代入 try { count = scan.nextInt(); } catch( Exception e ) { System.out.println( "文字の個数の取得に失敗しました" ); return; } // 文字の個数のチェック if ( 0 > count ) { System.out.println( "文字の個数に0以上を指定してください" ); return; } // 文字'*'をcount回表示 for ( int i = 0; i < count; i++ ) System.out.print( "*" ); } }
実行結果
コンパイル ソースコードが「ANSI」の場合
C:\talavax\javasample>javac -encoding sjis CharBar2.java
コンパイル ソースコードが「UTF-8」の場合
C:\talavax\javasample>javac CharBar2.java
文字数に20を指定して実行
C:\talavax\javasample>java CharBar2 文字の個数を入力してください 20
出力結果
********************
文字'*'を横並びに、20個出力されています。
Javaソースコードの解説
001
import java.util.Scanner;
003
public class CharBar2 {
クラス名を、CharBar2としています。
004
public static void main( String[] args ) {
このmainメソッドからプログラムを実行します。
005 006
// 変数の宣言 int count; // 文字の個数
008 009
// メッセージを表示 System.out.println( "文字の個数を入力してください" );
printlnメソッドで、メッセージ”文字の個数を入力してください”をコンソール出力しています。
011 012
// Scannerを作成
Scanner scan = new Scanner( System.in );
標準入力System.inを使って、Scannerクラスのscanを初期化しています。
014 015 016 017 018 019 020 021 022
// 入力された値をint型の値に変換して変数に代入 try { count = scan.nextInt(); } catch( Exception e ) { System.out.println( "文字の個数の取得に失敗しました" ); return; }
nextIntメソッドで、キーボードから入力された値を読み取っています。
ここで、入力待ち状態になり、Enterキーが押されるまでに入力した値が変数countに格納されます。
024 025 026 027 028
// 文字の個数のチェック if ( 0 > count ) { System.out.println( "文字の個数に0以上を指定してください" ); return; }
030 031 032
// 文字'*'をcount回表示 for ( int i = 0; i < count; i++ ) System.out.print( "*" );
以上です。