2020/03/20
色
光と色の3原色
色には、3色の光を混ぜる「色光の3原色」と3色のインクを混ぜる「色料の3原色」があります。これらの色を混ぜ合わせることにより、人が認識できる全ての色を再現できるといわれています。
色光の3原色
テレビやディスプレイなどで使われる3原色は、赤(R)と緑(G)と青(B)です。プログラムで使用する色は、赤(R)・緑(G)・青(B)のそれぞれに0~255の256段階を割り当てることが一般的です。これにより、256x256x256=16,777,216通りの色を表現することができます。これをフルカラー(トゥルーカラー)と呼びます。興味のある方は「色見本」を参照してください。
色料の3原色
プリンタなどで使われる3原色は、水色(C)と紫(M)と黄色(Y)です。理論上、これら3色を全て均等に混ぜると黒色が表現できるといわれていますが、実際にはインクの中の不純物により綺麗な黒が表現できません。そのため、ほとんどのプリンタは黒色(K)のインクが使えるようにしています。尚、黒色(K)のKは、キープレート(Key plate)の頭文字をとったもので"KURO"のKではありません。キープレートは輪郭や細部を表現するために使われていた版のことのようです。印刷を行うプログラムを作成する際に、CMYKの値を直接指定することはほとんどありません。RGBで描画した図形などを印刷すると自動的にCMYKに変換されてプリンタ出力されます。ただし、印刷物を作成するプログラムなどを作る際に、CMYKの値を直接指定したい場合はCYMKからRGBに変換するプログラムを作成する必要があります。
以上です。
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