2020/03/23 公開
・予約語と定数
予約語と定数は、クラス名と変数名のルールを満たしているにもかかわらず、使用することができない識別子です。
以下は、予約語の一覧です。
予約語 | 意味 |
---|---|
abstract | 抽象クラス・抽象メソッドとして宣言 |
assert | アサーション機能 |
boolean | 変数の種類の1つ(boolean型) |
break | for、while、do..while、switchのブロックから抜ける |
byte | 変数の種類の1つ(byte型) |
case | switch文での条件定義 |
catch | スルーされた例外に対する例外処理を記載する |
char | 変数の種類の1つ(char型) |
class | クラスの宣言 |
const | 定数 |
continue | for、while、do..while、switchのブロックの最後に移動 |
default | switch文の全てのcase文に一致しなかった場合の処理を記載 |
do | 繰り返し処理を記載 |
double | 変数の種類の1つ(double型) |
else | ifで条件を満たさなかった場合の処理を記載 |
enum | 列挙子 |
extends | クラスの継承 |
final | オーバーライドできないメソッド |
finally | 最後に実行する処理を記載 |
float | 変数の種類の1つ(float型) |
for | 繰り返し処理を記載 |
goto | 使用不可(Javaでは排除されている) |
if | 条件分岐 |
implements | インタフェースの実装 |
import | 特定のパッケージに含まれるクラスをインポートする |
instanceof | オブジェクトが、指定したクラスまたはその上位のクラスに属しているかどうかを調べる |
int | 変数の種類の1つ(int型) |
interface | インターフェイスの宣言 |
long | 変数の種類の1つ(long型) |
native | ネイティブメソッド |
new | オブジェクトの作成(インスタンス化) |
package | クラスのパッケージを明示 |
private | アクセス修飾子の1つ(同じクラス内だけでアクセス可能) |
protected | アクセス修飾子の1つ(同じクラス内、同じパッケージ、サブクラスからアクセス可能) |
public | アクセス修飾子の1つ(全てのクラスからアクセス可能) |
return | メソッドから抜ける |
short | 変数の種類の1つ(short型) |
static | オブジェクトを作成(インスタンス化)しなくても使用可能なクラス固有のメンバー |
strictfp | 浮動小数点数を厳密に処理する |
super | 親クラスのコンストラクタやメソッドを明示的に呼ぶ |
switch | 整数値によって処理を分岐する |
synchronized | マルチスレッドで同期をとるメソッド |
this | 現在処理を行っているオブジェクト(自クラス) |
throw | 明示的に例外オブジェクトを他に渡す |
throws | メソッドの呼び出し側での例外処理 |
transient | シリアライズの対象から除外する |
try | 例外をスルーする可能性がある処理を記載 |
void | 戻り値がない型 |
volatile | マルチスレッドで起こるメモリの不整合を防ぐ |
while | 繰り返し処理を記載 |
以下は、定数の一覧です。
定数 | 意味 |
---|---|
false | boolean型の偽値 |
true | boolean型の真値 |
null | null値 |
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