2020/03/23
if文
はじめに
if文は、条件式を判断して処理を分岐するために使用します。その一般的な書き方は、以下のとおりです。
以下は、条件を満たしている場合、{ ~ }の波括弧で囲まれている範囲の全ての処理文を実行する書き方です。条件を満たしてない場合は、処理文は実行されません。
if ( 条件式 ) { 処理文1 処理文2 : }
以下は、条件を満たしている場合、1行の処理文を実行する書き方です。条件を満たしてない場合は、処理文は実行されません。
if ( 条件式 ) 処理文
以下は、条件を満たしている場合、{ ~ }の波括弧で囲まれているブロック1の全ての処理文を実行する書き方です。条件を満たしてない場合は、{ ~ }の波括弧で囲まれているブロック2の全ての処理文を実行します。
if ( 条件式 ) { 処理文11 ← ブロック1 処理文12 : } else { 処理文21 ← ブロック2 処理文22 : }
以下は、条件を満たしている場合、ブロック1の1行の処理文を実行する書き方です。条件を満たしてない場合は、{ ~ }の波括弧で囲まれているブロック2の全ての処理文を実行します。
if ( 条件式 ) 処理文11 ← ブロック1 else { 処理文21 ← ブロック2 処理文22 : }
以下は、条件を満たしている場合、{ ~ }の波括弧で囲まれているブロック1の全ての処理文を実行する書き方です。条件を満たしてない場合は、ブロック2の1行の処理文を実行します。
if ( 条件式 ) { 処理文11 ← ブロック1 処理文12 : } else 処理文21 ← ブロック2
次に条件文で使う記号(関係演算子という)について説明します。関係演算子は、値どうしを比べて、その結果が真(true)か偽(false)で返します。
意味 | 演算子 | 使用例 | 使用例の結果 |
---|---|---|---|
より大きい | >(半角) | ( a > b ) | aがbより大きければ→true 以下であれば→false |
以上 | >=(半角) | ( a >= b ) | aがb以上であれば→true 小さければ→false |
より小さい | <(半角) | ( a < b ) | aがbより小さければ→true 以上であれば→false |
以下 | <=(半角) | ( a <= b ) | aがb以下であれば→true 大きければ→false |
等しい | ==(半角) | ( a == b ) | aとbが等しければ→true 等しくなければ→false |
等しくない | !=(半角) | ( a != b ) | aとbが等しくなければ→true 等しければ→false |
以上です。
関連コンテンツ
ソースコードを読みやすくするインデントって?