2019.10.16
Javaプログラミング
continue文
continue文は繰り返し処理を制御するための機能の1つで、for文やwhile文などの繰り返し処理の途中で、先頭に戻す(次のループを実行)ときに使います。
繰り返し処理の中でcontinue文が実行されると、continue文以降の処理は実行されずに、ループの先頭に戻ります。
Javaソースコード
以下がそのソースコードでです。
ContinueSample.java
001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013
public class ContinueSample { public static void main(String[] args) { // 10回のループを作成 for ( int i = 1; i <= 10; i++ ) { // iが3の倍数でなければ、ループの先頭に戻す if ( 0 != ( i % 3 ) ) continue; // iを表示 System.out.println( i ); } } }
実行結果
コンパイル ソースコードが「ANSI」の場合
C:\talavax\javasample>javac -encoding sjisContinueSample.java
コンパイル ソースコードが「UTF-8」の場合
C:\talavax\javasample>javac ContinueSample.java
実行
C:\talavax\javasample>java ContinueSample
出力結果
3 6 9
Javaソースコードの解説
ここからは、このソースコードを上から順番に解説していきます。
001
public class ContinueSample {
クラス名を、ContinueSampleとしています。
002
public static void main(String[] args) {
このmainメソッドからプログラムを実行します。
003 004
// 10回のループを作成 for ( int i = 1; i <= 10; i++ ) {
005 006
// iが3の倍数でなければ、ループの先頭に戻す
if ( 0 != ( i % 3 ) ) continue;
変数iを3で割った余りが0以外の場合は、変数iは3の倍数ではないのでcontinue文でループの先頭に戻ります。これにより、continue文以降の処理System.out.println( i );がスキップされます。
008 009
// iを表示
System.out.println( i );