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2020/03/23 公開

・Integerクラス

Integerクラスは、int型をラップしてオブジェクトとして扱えるようにしたものです。これによりいろいろな操作をメソッドで行えるようにしています。

例えば、int型の有効範囲の取得やint型とString型の双方向の変換などがメソッドで行えます。

int型の有効範囲の最小値>Integer_MIN_VALUE最大値>Integer_MAX_VALUEで取得することができます。

Integer.MIN_VALUE定数

public static int Integer.MIN_VALUE
■intの最小値
  -2147483648

Integer.MAX_VALUE定数

public static int Integer.MAX_VALUE
■intの最大値
  2147483647

int型をString型に変換するには、Integer.toStringメソッドを使います。以下は、Integerクラスが保持しているint型の値を文字列に変換するメソッドと、int型の値を指定して文字列に変換するメソッドです。

Integer.toStringメソッド

public String toString()
■Integerの値を表すStringオブジェクトを返します。

  パラメータ : なし
public static String toString( int i )
■指定された整数を表すStringオブジェクトを返します。

  パラメータ i : 文字列に変換する整数の値

String型をint型に変換するには、Integer.parseIntメソッドInteger.ValueOfメソッドを使います。以下は、文字列整数に変換するメソッドです。

Integer.parseIntメソッド

public int parseInt( String s )
■文字列の引数を符号付き10進数の整数型として構文解析します。

  パラメータ s : 整数の値にに変換する文字列の値

  戻り値     int型の整数

Integer.valueOfメソッド

public static Integer valueOf( String s )
■指定されたStringの値を保持するIntegerオブジェクトを返します。

  パラメータ s : 整数(Integerクラス)に変換する文字列の値

  戻り値     Integerクラスの整数の値

以下のJavaソースコードは、Integerクラスメソッドの使い方の例です。

IntegerClass1.java ← クリックしてダウンロードページに移動
001:    public class IntegerClass1 {
002:    	public static void main( String[] args ) {
003:    		// int型の有効範囲
004:    		System.out.println( "int型の有効範囲 最小値 : " + Integer.MIN_VALUE );
005:    		System.out.println( "int型の有効範囲 最大値 : " + Integer.MAX_VALUE );
006:    		System.out.println();
007:    
008:    		// 変数
009:    		int i;
010:    		String s;
011:    
012:    		// int100をStringに変換
013:    		i = 100;
014:    		s = Integer.toString( i ); 
015:    		System.out.println( i + "を文字列に変換 : " + s );
016:    		System.out.println();
017:    
018:    		// String'200'をintに変換
019:    		s = "200";
020:    		i = Integer.parseInt( s ); 
021:    		System.out.println( s + "を整数に変換 : " + i );
022:    		System.out.println();
023:    
024:    		// String'300'をintに変換
025:    		s = "300";
026:    		i = Integer.valueOf( s ); 
027:    		System.out.println( s + "を整数に変換 : " + i );
028:    		System.out.println();
029:    
030:    		// String'abcdefg'をintに変換(エラー)
031:    		try {
032:    			s = "abcdefg";
033:    			i = Integer.valueOf( s );
034:    		}
035:    		catch( NumberFormatException ne )
036:    		{
037:    			System.out.println( s + "は整数に変換できません" );
038:    		}
039:    	}
040:    }

IntegerClass1.javaの出力結果

int型の有効範囲 最小値 : -2147483648
int型の有効範囲 最大値 : 2147483647

100を文字列に変換 : 100

200を整数に変換 : 200

300を整数に変換 : 300

abcdefgは整数に変換できません

このサンプルソースの例では、文字列'abcdefg'をInteger.valueOfメソッドで数値に変換しようとしていますが変換に失敗し、NumberFormatExceptionが発生します。これは、文字列を数値型に変換しようとしたとき、文字列の形式が正しくない場合に発生します。

try~catch節が無い場合、変換エラーでプログラムは強制終了します。

以上です。

■関連項目

Javaの変数 Javaで扱う変数について解説
変数の最小値・最大値 変数の最小値と最大値を取得する方法を解説
コマンドライン引数 外部からの値を受け取る方法について解説
値のコンソール表示 print()、println()とは?
文字列 文字列について
メソッド メソッドについて解説

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