2020/03/23
Javaプログラミング
三項演算子とは?
三項演算子は、条件式によって値を切り替えるときに使用します。その一般的な書き方は、以下のとおりです。
条件式 ? 条件式がtrueのときの値 : 条件式がfalseのときの値;
これをif文で書くと、以下のようになります。
if ( 条件式 ) 条件式がtrueのときの処理 else 条件式がfalseのときの処理
簡単な処理の場合、if文を使うより三項演算子のほうが簡単、効率よく書くことができます。
Javaソースコード
TertiaryOperator1.java
001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016
public class TertiaryOperator1 { public static void main( String[] args ) { // 変数定義 int a, ans; // 三項演算子による絶対値の計算 a = 5; ans = ( 0 > a ) ? -a : a; System.out.println( a + "の絶対値=" + ans ); // 三項演算子による絶対値の計算 a = -10; ans = ( 0 > a ) ? -a : a; System.out.println( a + "の絶対値=" + ans ); } }
実行結果 その2
コンパイル ソースコードが「ANSI」の場合
C:\talavax\javasample>javac -encoding sjis TertiaryOperator1.java
コンパイル ソースコードが「UTF-8」の場合
C:\talavax\javasample>javac TertiaryOperator1.java
実行
C:\talavax\javasample>java TertiaryOperator1
出力結果
5の絶対値=5 -10の絶対値=10
条件式( 0 > a )を満たしているときに-a、満たしていないときにaをansに返しています。この処理によりマイナスの値がプラスになります。