九九(くく)の表を作る その4
printfで書式を指定して九九(くく)の表を作る
九九(くく)の表は、1から9までの数字を互いに掛け合わせた数を一覧表にまとめたものです。1×1=1(いんいちがいち)から始まり、9×9=81(くくはちじゅういち)で終わります。
ここでは、2つの数字を掛けた数を右詰め3桁で表示し、数字を揃える方法で九九(くく)の表を作成する方法を説明します。
Javaソースコード
MultiTable9_5.java
001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013
public class MultiTable9_5 { public static void main( String[] args ) { // 九九の計算(書式指定版) for ( int i = 1; i <= 9; i ++ ) { for ( int j = 1; j <= 9; j ++ ) { // 掛け算の結果を右詰め3桁で表示 System.out.printf( "%3d", i * j ); } // 改行 System.out.println(); } } }
コンパイル ソースコードが「ANSI」の場合
C:\talavax\javasample>javac -encoding sjis MultiTable9_5.java
コンパイル ソースコードが「UTF-8」の場合
C:\talavax\javasample>javac MultiTable9_5.java
実行結果
Javaソースコードの解説
004
for ( int i = 1; i <= 9; i ++ ) {
005
for ( int j = 1; j <= 9; j ++ ) {
整数型の変数jを1から9に1つずつ足していくループをfor文で作成しています。これは、変数iのfor文の中に入っているfor文です。したがって、i=1のときはjは1~9の値をとります。i=2のときもjは1~9の値をとります。さらに、i=9のときもjは1~9の値をとります。
006 007
// 掛け算の結果を右詰め3桁で表示 System.out.printf( "%3d", i * j );
変数iとjを掛けた結果を改行なしで表示しています。System.out.printfの書式"%3d"は右詰の3桁を表しています。
以上です。