2019.10.16
ドライブの容量の取得
Fileクラス
File.getTotalSpaceメソッド
public long getTotalSpace()
・パーティションの総容量を取得 パラメータ なし 戻り値 この抽象パス名で指定されるパーティションのサイズを返します。
File.getFreeSpaceメソッド
public long getFreeSpace()
・パーティションの空き容量を取得 パラメータ なし 戻り値 この抽象パス名で指定されるパーティション内で未割当てのバイト数を返します。
Javaソースコード
DriveSpace.java
001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017 018 019 020 021
import java.io.File; public class DriveSpace { public static void main( String[] args ) { // ドライブを指定 String drive = "C:\\";" // ファイルクラスの作成 File file = new File( drive ); // ドライブの総容量を取得 long totalspace = file.getTotalSpace(); // ドライブの空き容量を取得 long freespace = file.getFreeSpace(); // 結果を表示 System.out.println( "ドライブの総容量 : " + totalspace + " byte" ); System.out.println( "ドライブの空き容量 : " + freespace + " byte" ); } }
コンパイル ソースコードが「ANSI」の場合
C:\talavax\javasample>javac -encoding sjis DriveSpace.java
コンパイル ソースコードが「UTF-8」の場合
C:\talavax\javasample>javac DriveSpace.java
実行
C:\talavax\javasample>java DriveSpace
出力結果
ドライブの総容量 : 105725816832 byte ドライブの空き容量 : 8268731904 byte
ドライブの総容量と空き容量が表示されています。
Javaソースコードの確認
ここからは、このソースコードを上から順番に解説していきます。
001
import java.io.File;
003
public class DriveSpace {
クラス名を、DriveSpaceとしています。
004
public static void main( String[] args ) {
このmainメソッドからプログラムを実行します。
005 006
// ドライブを指定 String drive = "C:\\";"
容量を取得するドライブをString型のdriveに代入しています。ここでは、"C:\\"(Cドライブ)にしています。
008 009
// ファイルクラスの作成
File file = new File( drive );
Fileクラスをインスタンス化しています。
011 012
// ドライブの総容量を取得 long totalspace = file.getTotalSpace();
014 015
// ドライブの空き容量を取得 long freespace = file.getFreeSpace();
017 018 019
// 結果を表示 System.out.println( "ドライブの総容量 : " + totalspace + " byte" ); System.out.println( "ドライブの空き容量 : " + freespace + " byte" );
結果をprintlnメソッドでコンソール出力しています。
以上です。
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ファイルは、データを取り扱うとき管理単位の一つで、ハードディスク、SSD,USBメモリ、CD/DVD/ブルーレイなどの記憶媒体に保存するときに使われます。詳しくは、記事をご覧ください。
2022.08.12