指数表記とは
はじめに
指数表記は、非常に大きな数値や、0に近い小さい数値を表現するときに使われる表記方法の1つです。表記は、以下のようになります。
m×Re
Rは基数、mを仮数部、eを指数部と呼びます。
通常は、10進数を使うことが多いため基数R=10となり、
m×10e
となります。以下はその表記例です。
・0.00123456の指数表記は、1.23456×10-3 ・1234567の指数表記は、1.234567×106
コンピューターでの指数表記では、基数R=10とし、仮数部と指数部の間に'e'または'E'を挟みます。
・0.00123456の指数表記は、1.23456E-3 ・1234567の指数表記は、1.234567E+6
Javaソースコード
ExponentialNotation.java
001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013
public class ExponentialNotation { public static void main(String[] args) { double a, b; // 変数に指数表記の値を代入 a = 1.23456E-3; b = 1.234567E+6; // 結果の表示 System.out.println( a ); System.out.println( b ); } }
コンパイル ソースコードが「ANSI」の場合
C:\talavax\javasample>javac -encoding sjis ExponentialNotation.java
コンパイル ソースコードが「UTF-8」の場合
C:\talavax\javasample>javac ExponentialNotation.java
実行
C:\talavax\javasample>java ExponentialNotation
出力結果
0.00123456 1234567.0
以上です。