2025.07.07
Javaの3つのエディション
エディションとは
Java SE
Java SE(Java Platform, Standard Edition)は、Javaの基本となるクラスライブラリを提供するエディションです。
文字列、日付、時間計算、ファイルを操作するなどの基本的なライブラリが最初から用意されています。Java EEとJava MEを動作させるにJava SEは必須です。
Java EE
Java EE(Java Platform, Enterprise Edition)は、サーバーサイドのWebアプリケーションを開発するためのクラスライブラリを提供するエディションです。
バージョン9以降のJava EEは、Oracle社から非営利団体のエクリプス(Eclipse)財団に完全に移管してオープンソース化しました。移管後は「Jakarta EE」の名称で公開されています。
Java ME
Java ME(Java Platform, Mobile Edition)は、携帯電話やモバイル端末向けのJavaアプリケーションを実行する環境と、開発するためのクラスライブラリを提供するエディションです。
これは、リソース制約があるモバイル端末のための最小構成のエディションでしたが「Android」の普及により、2010年以降はあまり利用されなくなりました。
まとめ
用語
Javaのエディション
意味
クラスライブラリと利用目的に応じた開発および実行環境を提供
用語
Java SE
意味
Javaの基本となるクラスライブラリを提供するエディション
用語
Java EE
意味
サーバーのWebアプリケーションを開発するためのクラスライブラリを提供するエディション
用語
Java ME
意味
携帯電話やモバイル端末向けの実行環境と開発環境を提供するエディション
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