2020/03/23
IT用語
イメージスキャナー
イメージスキャナーは、文書/名刺/免許証/パスポート/マイナンバーカードなどの紙またはカードに書かれている情報を読み取ってデジタル画像にする装置です。
フラットベッドスキャナー
1枚ずつ原稿台の上に置いてスキャンするもので、複合機やプリンタなどのスキャン機能として製品化されているものが増えています。
このタイプのスキャナーは、厚い紙やプラスティックなどの原稿が読み取れます。ただし、原稿台の大きさを超えるものは読み取れません。
シートフィードスキャナー/ADFスキャナー
原稿を自動原稿送り装置で移動するもので、複数毎をスキャンするのに有効なスキャナです。断裁した本などをスキャンする場合に、自動で原稿を移動するので待つだけでスキャンを完了させてくれます。
ただし、原稿移動の失敗により起こる紙づまりで、用紙が折れたり、敗れたりすることがあります。また、厚い紙やプラスティックなどの原稿も読み取れません。
非接触型ドキュメントスキャナー
原稿から離れたセンサーで、原稿台の原稿を撮影するもので、断裁できない書籍や、大型の書籍のデータ化に有効なスキャナです。原稿から離れたセンサーでデジタル化された画像は歪みを生じますが、この歪みはソフトウェアによって補正されます。
これは、原稿に傷を付けたくない場合や、カードに読み取りなど有効です。銀行などでも免許証/保険証などの身分証の読み取り装置として見かけます。
だたし、スキャンする素材や置き方によっては歪補正に失敗することがあるので、原稿の置き方に工夫が必要になります。
用途に合わせてスキャナを選択してください。
以上です。