用紙

サイズと解像度と画素数の関係

日本工業規格(JIS)で決められているA判B判用紙サイズと同じ大きさの画像を作成する方法を説明します。

画像の寸法は縦と横の画素数で決まります。さらに、用紙サイズに合わせるためには解像度を指定します。

解像度は、ある長さの中に何個のピクセルがあるかを表わすもので縦と横それぞれを指定することができます。よく使われている画像フォーマットJPEG/PNG/BMP/TIFF)には解像度が格納されています。

具体的な解像度の単位で、"dpi"というものがあります。これは"dots per inch"のアルファベットの頭の文字を並べたもので"1インチあたりの画素数”を表しています。1インチは25.4mmなので、"25.4mmあたりの画素数”ともいえます。

例えば、200dpiは"1インチあたり200画素"を表していますが、これをmm(ミリメートル)で表すと"25.4mmあたり200画素"となり、"1mmあたり7.87画素"と表すことができます。これは、1mmを約8個の画素で表現していることを意味しています。

以下の表は、用紙サイズ解像度画素数(ピクセル)の関係を表した表です。

A判

種類 mm 200dpi 300dpi
A0 841 × 1189mm 6622×9362ピクセル 9933×14043ピクセル
A1 594 × 841mm 4677×6622ピクセル 7016×9933ピクセル
A2 420× 594mm 3307×4677ピクセル 4961×7016ピクセル
A3 297 × 420mm 2339×3307ピクセル 3508×4961ピクセル
A4 210 × 297mm 1654×2339ピクセル 2480×3508ピクセル
A5 148 × 210mm 1165×1654ピクセル 1748×2480ピクセル
A6 105 × 148mm 827×1165ピクセル 1240×1748ピクセル
A7 74 × 105mm 583×827ピクセル 874×1240ピクセル

B判

種類 サイズ(mm) 200dpi 300dpi
B0 1030 × 1456mm 8110×11465ピクセル 12165×17197ピクセル
B1 728 × 1030mm 5732×8110ピクセル 8598×12165ピクセル
B2 515 × 728mm 4055×5732ピクセル 6083×8598ピクセル
B3 364 × 515mm 2866×4055ピクセル 4299×6083ピクセル
B4 257 × 364mm 2024×2866ピクセル 3035×4299ピクセル
B5 182 × 257mm 1433×2024ピクセル 2150×3035ピクセル
B6 128 × 182mm 1008×1433ピクセル 1512×2150ピクセル
B7 91 × 128mm 717×1008ピクセル 1075×1512ピクセル

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