2020/03/23 公開
・指数表記
指数表記は、非常に大きな数値や、0に近い小さい数値を表現するときに使われる表記方法の1つです。表記は、以下のようになります。
m×Re
Rは基数、mを仮数部、eを指数部と呼びます。
通常は、10進数を使うことが多いため基数R=10となり、
m×10e
となります。以下はその表記例です。
・0.00123456の指数表記は、1.23456×10-3
・1234567の指数表記は、1.234567×106
コンピューターでの指数表記では、基数R=10とし、仮数部と指数部の間に'e'または'E'を挟みます。
・0.00123456の指数表記は、1.23456E-3
・1234567の指数表記は、1.234567E+6
以下のJavaソースコードは、double型の変数aとbに指数表記した値を代入し、それらをコンソール出力するものです。
ExponentialNotation.java ← クリックしてダウンロードページに移動
001: public class ExponentialNotation { 002: public static void main(String[] args) { 003: double a, b; 004: 005: // 変数に指数表記の値を代入 006: a = 1.23456E-3; 007: b = 1.234567E+6; 008: 009: // 結果の表示 010: System.out.println( a ); 011: System.out.println( b ); 012: } 013: }
ExponentialNotation.Javaの出力結果
0.00123456 1234567.0
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